サボテン・多肉植物の冬越し 簡易温室購入 自作 ケース その効果は?

☆サボテンの冬越し 簡易温室購入 自作 ケース その効果は?

こんにちは!トモヒトです!

さて今回は、サボテン愛好家なら毎年のイベントというか、

懸案事項というか、儀式というか・・・

サボテン、多肉植物の「冬越し」ということで、

実は、僕はそこまで気合の入ったサボテン愛好家ではないので、

本格的な温室を設営したりはしてなくて・・・

というか、今年まではほとんど冬は大事な(高価な)サボテン

は家に取り込めるだけ取り込んで、後はサボテンの生命力に頼る

という感じだったんですが、

 

やはり、春になった時にサボテンに「冷害」というか「低温障害」というのか

やはり発育に悪影響が出て、発育が悪くなったり、

肌が木質化したりしていたので、

 

今年こそはちゃんと11月ごろから「冬越し対策」をしよう!

ということで、温室購入、自作温室、衣装ケース、植物成長LEDライトなど色々やってみました。

初めて、サボテンの冬越しをするという方の参考になれば。

↓初心者でも成功したサボテンの実生(種から育てる)はコチラ↓

サボテンの実生(種から育てる)初心者でも成功した方法 腰水 水切り 冬 植え替え

◎簡易温室

さて、まず色々と検討した結果・・・というか

おもに価格、予算と相談した結果、まずは「簡易温室」を購入しようと、

今回は、「カインズ」で↓こちらのタイプの簡易温室を購入してみました。

 

サイズ的には、横幅141cm 奥行73cm 高さ199cmということで

高さ的には結構な存在感ですね。中身はこんな感じ

 

元々付属で、一つだけ小さ目のラックが付いていたんですが、

家にあったメタルラックなども導入して、出来るだけ多く収納できるようにしました。

まあただ寒さ防止にはなるでしょうけど、写真の右下あたりの、

一番奥の下の段のサボテンは、夕方くらいにちょっと日が当たるくらいかもしれないので、

春になって徒長しているかもしれませんが、まあ寒さはしのげるかなと。

設置するときに、組み立てて、ビニールを掛けて、中で作業していたら、

11月下旬にも関わらず大汗かくくらいの暑さだったので、特に

上の方のサボテンは昼のうちは晩夏くらいの環境じゃないかと。

ちなみに今回は「カインズ」で購入しましたが、

完全に同じ品質かは分かりませんが、

武田コーポレーション 【温室・園芸・棚・ラック・家庭菜園】 ワイド温室

武田コーポレーション/温室【スーパーBIC温室 カバー】

 

このあたりが無難かと。

やっぱり、明らかに安い(中国発送)の商品は、アマゾンでも評価が悪いですねw

 

◎手作りビニール温室

そして、家のベランダのところにもともと木材で自作した「ひな壇」を

設置していたんですが、冬仕様でそれをビニール袋で包んでみました。

こちらは、元々の「ひな壇」の木枠のところに、

90cm×100cmの透明の袋を買ってきて、強力なテープと

タッカーで留めました。

SUN UP 2ウェイメタルタッカー強力型 STP-1214

 

ちなみにこの簡易温室の注意点というか、

↑の画像を見てもらったら分かると思いますが、上部に「寒冷紗」を

かぶせているんですが、

意外と温室効果が強力で、今年の11月下旬~12月上旬くらいの

(兵庫県の)気温では、中に手を突っ込んでみたら、真夏のような灼熱になっていて、

最初の頃ビニールだけで放置していて、しばらくして見たら、

今までもずっとベランダに置いていたサボテンにも関わらず、ヒドイ「葉焼け」

を起こしてしまい、大やけど状態になっていました。

 

僕みたいな素人がちょいちょいとビニールで包んだくらいなので、

そこまで保温、温室効果があるとは思わずに油断していましたが、

5つくらいのサボテンは、ヒドイやけどで室内に避難中です。

 

 

ですので、ベランダなど、一日中日が当たる場所での

温室設置は、「葉焼け対策」も必要かもしれないし、

そこまで温度がこもりすぎないようにしたくらいがちょうどかもしれません。

 

まだまだサボテン素人なので、

「葉焼け」と言えば、

・あまり日に当たっていなかったサボテンにいきなり直射日光

・夏の直射日光

が危ないという認識はありましたが、

冬の日差しでも、温度が上がれば、十分葉焼けを起こすんだということを知りました。

 

◎ケースで保温、防寒

そして、先ほどの画像にも映ってましたが、

ベランダの次作ビニール温室の前に置いているのが、

これも「カインズ」で購入した、プラスティックケース、

いわゆる「衣装ケース」と言われるタイプのやつですね。

ちなみに、こちらも先ほどの自作ビニール温室ほどではないものの、

葉焼けを起こし始めていたので、寒冷紗で覆っています。

ということで、こちらも保温、防寒としてはそこそこの効果があると思われます。

ちなみに、「カインズ」で598円(698円?)くらいだったと思います。

◎育苗箱&育苗箱カバー

そして、庭のこまごまとしたサボテン、多肉たちは、

ホームセンターなんかで激安で売っている「育苗箱」にまとめて、

「育苗箱カバー」をかぶせてみました。

この「育苗箱」ですが、結構な大きさのプラスティックのケースなんですが、

底が網目になっていて、その辺のホームセンターで税抜き98円くらいで

購入できます。

 

ですが、そのカバーが意外と498円とかするんですよねww

まあ、合計600円くらいで、防寒できればいいかなという感じですね。

 

一応アマゾンでも売ってますが

近くにホームセンターがあれば、そこで買うほうが良いでしょう。

 

◎苗ドーム

そして、それらの温室に入りきらなかったもので、

ちょっと大きめの鉢ものは、「苗ドーム」で覆ってみました。

本当は、もっと大きなサイズを買って、鉢を丸々包み込んで、

地面に付属のピンで刺して、固定するんですが、

良い大きさのがお店に置いてなかったので、鉢と同じ直径

くらいのものを、カポッとかぶせて、結束バンドで固定しました。

 

◎室内+衣装ケース+植物成長LEDライト

そして、小さな株のものや、今年夏~秋に種から実生中の

サボテンたちは、室内に取り込んで、

一応衣装ケースにも入れて、夜や曇りの日などは

植物成長LEDライトを照射しています。

 

サボテンの実生も去年くらいから挑戦していますが、

今年の春くらいからやっと成功率が上がってきました。

またサボテンの実生については後日書きたいと思います。

 

そもそも、「植物成長LEDライト」は冬季に室内に取り込んだ

植物がやはり「日照不足」で徒長してしまいがちなので、

その補助的な意味合いで、照射すると思うんですが、

まあ、照明の寿命とかを考えるとあまり良くないのかもしれませんが、

画像のように、上から吊るすんじゃなくて、ケースのフタの上に

直接置くと、「加温」という意味でも結構効果があります。

なので、実生からの幼い苗などは保温する意味でもいいと思います。

ただ、先ほども言ったように、照明本体も結構熱を持つので、

寿命とか品質という面ではあまり良くないと思うし、

そのあたりは自己責任でお願いします。

 

ちなみに、この「植物成長LEDライト」は2年ぐらい前に

購入したので、同じ商品はもう存在しないみたいですが、

価格帯的に同等品がコチラ↓ですかね。40Wです。

人気も評価もそこそこ高いので良いんじゃないかと。

あと一番人気がコチラ↓らしいですね。

あと、もっと本格的に、冬季も植物の成長、

徒長防止を狙うなら、コチラ↓とかも試してみたいんですが・・・


↑1200ワットタイプ

植物成長ライト 1200W LED植物育成ライト

↑600ワットタイプ

600ワットフルスペクトルLED成長ライト

◎植物成長LEDライトの消費電力と1か月の電気料金

僕も、当初、「やっぱりどうせ導入するなら、高出力のやつを」

とか思ってたんですが、消費電力(ワット)から電気料金を計算すると

まず、僕がいま現在使っている40ワットの植物成長LEDライトだと

毎日8時間の1か月使用で、約259.2円(1kWh単価27円で計算)

ということで、2つ使用しているので、約518円くらい。

好きなコーラを4本我慢すれば、いけますね。

 

それが、600Wになると・・・

一日8時間使って、1か月3888円。

当然、1200ワットタイプだと、2倍の7776円。ぐふっ。

これは、じわじわとボディに効いてくる電気料金ですな。

ということで、「チキンライス」じゃないですが、

「♪俺はまだまだ40Wでいいや~♪」という感じですかねww

 

それに、今の40W×2でも、夜に点灯していたら

部屋全体が結構明るくなるのに、

1200Wをずっと点灯してたら、

「あそこの旦那さん、毎晩徹夜ねえ」って噂されるレベルでしょうねw

しかも部屋全体がピンク色に光るw

☆サボテンの冬越し 簡易温室購入 自作 ケース その効果は?まとめ

さて、2020年自分なりには初めて本格的に

サボテン・多肉植物の冬越し対策をしてみました。

「簡易温室の購入」「自作ビニール温室」「衣装ケース」

「育苗箱+育苗箱カバー」「苗ドーム」

「室内に取り込んで、衣装ケース+植物成長LEDライト」ですね。

 

サボテンの実生(種から育てる)初心者でも成功した方法 腰水 水切り 冬 植え替え