☆モクズガニを採ってきました!
さて、今年の7月くらいまで、我が家ではサワガニを
飼っていたんですが、
このサワガニは2年前に長男が小学校の「クリーンハイキング」
というイベントで、山のキャンプ場に行って、川遊びの時に、
捕まえてきたサワガニで、
2年生きてくれたんですが、寿命だったのか
今年の猛暑で飼育していたケースの水温が上がりすぎたのか、
ある朝見てみると、ひっくり返ってゆらゆらしていて、
天国に旅立っていました。
長男も残念がって、僕も2年間飼っていたので愛着がわいていた
事もあり、「サワガニロス」気味になっていて。
夏休みに、川遊びに行くときに色々と調べていたら、
僕は個人的にはそれまで知らなかったんですが、川には、
サワガニだけじゃなくて、「モクズガニ」というカニも居て、
しかも、サワガニが甲羅の大きさが3~4センチ前後
に対して、8センチから10センチにもなるという大型のカニ
ということで、一気に興味が湧いて、
この夏は、モクズガニを採りに行こう!ということで、
兵庫県内の何か所かの川に行ったんですが、
まあ、採取場所はあえて言いませんが、コチラ↓
割と住宅街の中を流れる川をでモクズガニを狙いました。
というのも、ネットで調べていると、この川で、
子どもたちがモクズガニを採取して観察した・・・という記事があり
家からも40分くらいで行けるので、行ってみたんですが・・・。
実はこの時にハプニングがあり、1日目は、午後3時くらいに
この川に行って、探していて、小さなモクズガニの死骸なども
見かけたので、「ここは居るぞ!」と子供たちと喜んで
探していたんですが、10分もしないうちに、次男が川の中で転倒して
その時に岩場に手をついたことで、小指が痛い!と号泣。
割と痛みに強い次男がこれだけ痛がるのは骨折かも・・・
ということで、急きょ病院に直行。
結果、左手小指の付け根を骨折・・・ということで、
第1日目は終了・・・。
長男があまりに残念がっていたので、次の日に、
朝7時ころに同じ川に向かいました。
ちなみに、モクズガニを釣る仕掛けはコチラ↓
割りばしの先に糸を結び付けて、その先に
おもりの石とする目を結び付けただけのものですw
ネットで見ると、ひたすら川の石をめくって探す、とか、
青魚の切り身で釣る上げるというような方法も書いてましたが、
まあとりあえずこれでいけるかなということで、
シンプルな方法で。ちなみにこの方法で3年前に親子で
ザリガニを10匹ぐらい釣りましたw
そのザリガニの子孫が今でも元気に生きてますw
そして2日目。
川に到着して、前日に目をつけていたポイント付近を
見ていると、川の護岸に割と大きなカニが歩いているのを発見!
すぐに近くにスルメを垂らすと、すぐにハサミで挟んできました!
え?こんな簡単にとれるの?
という感じで、川についてから5分ほどで取れちゃいましたw
☆モクズガニは上海ガニの親せきでおいしい!
ちなみに、このモクズガニ、あの味噌が上手い!で有名な
上海ガニの親戚らしくて、このモクズガニも料理店で
コースが出るほどおいしいカニらしいのですが、
今回我が家では、飼育目的で採取したので、1匹で
十分ということで、そのまま帰りました。
モクズガニの炊き込みご飯や、味噌を集めて煮込んだ
カニ汁などは絶品らしいですが、寄生虫も居るので、
食べる場合は、しっかりと火を通すべきらしいです。
というわけで、今回また我が家に新しい仲間「モクズ君」が
仲間入りしました。w
☆モクズガニの飼育繁殖、産卵について
今回モクズガニを飼育する上で、色々飼育方法なども
調べたんですが、
まず、水温が23度~25度が適温で、23度以下には
ならないようにした方が良い・・・
ということで、秋から冬には、温度を保つためのヒーターなどが
必要ですね。
また、長男が、「モクズ君」を増やしたい!と言っていたので、
繁殖、産卵などについても調べましたが、
モクズガニは珍しい生態で、夏場から徐々に涼しくなってくると、
川を降りて、河口の辺りまで行き、海で産卵して、
ある程度大きくなるまで海で過ごして、大きくなると
川に上ってまた交尾して・・・
ということなので、まず一般家庭で繁殖させることは
不可能でしょうね。
もしかすると、庭が大きくて、川と海のような塩分を含んだ水溜りを
再現できれば可能かもしれませんが・・・まず無理ですねww
エサは、ザリガニのエサやカメのエサなどで良いみたいですが、
あと、青魚の切り身なども食べます。
我が家でも時々魚の切り身を与えていて、よく食べるんですが、
一度「はまち」の切り身をあげた時は全然食べずに、
水質が悪化したので、アジやサバなどの切り身が良いと思います。