実生サボテンのノパル(ウチワサボテン)接ぎ

☆サボテン(兜・短毛丸)のノパル(ウチワサボテン)接ぎ!

さて、コチラ神戸は、2018年8月と9月に

台風20号、台風21号と立て続けに直撃したので、

庭のサボテンたち、とくにウチワサボテンは普段から倒れやすい

のに、↓こんな状態になってしまいました。

支柱も抜けたりして、放射状に倒れてますw

なので、倒れちゃったものを、カットしたり、根っこから抜いて

実生サボテンの兜と短毛丸をノパル接ぎにしてみようと

思いました。

まずは、根っこがついていたノパルを植木鉢に植えて、

しばらく経過したので、エタノールで消毒したカッターでカット!

カット後乾燥した時に真ん中がへこまないように、一応

両肩もカット。

本当は、一度カットして十分乾燥してから、もう一度上部を

薄くカットして継いだ方が確実なんですが、待てないのでw

 

実生の兜チビサボテンをカット!

そして、カットしたノパルの上に乗せる。

 

そして、サボテンの部分にティッシュを挟んで、セロテープで

ある程度のテンションをかけて固定。

続けて、短毛丸もカットして、乗せる!

実生の小さなサボテンだと、糸で固定したりしにくいので、

僕はセロテープで固定しています。

実生接ぎの場合、テンションをかけて固定しなくても、

カットして、乗せておくだけで接げるという方もいますが、

個人的な経験から言うと、やはりテンションを掛けて固定したほうが

成功率が高い気がするので。

 

ただ、セロテープで固定する場合、注意点としては、

あまりきつく貼りすぎちゃうと、小さなサボテンの水分が出て、

潰れちゃう危険性もあるので、適度な強さで押さえてください。

 

これで、1~2週間たったら、テープを外して、

成功か失敗かわかると思います。

 

成功だと接ぎ穂のサボテンがツルツルな感じ。

失敗だと、シワシワになってきます。

 

とはいえ、接ぎも相性があるもので、

失敗じゃないけどしぼまないけど、大きくもならないという場合もあって、

以前、ノパルに兜丸を継いだんですが、

 

ツルツルで枯れないけど、大きくもならずに、

カニの目みたいなことになってますw

今回の兜は美味く成長してくれればいいんですが。

 

また、後日ご報告します!

 

ちなみに、以前ノパル接ぎをしたサボテンはこんな感じ↓

やはり、成長が旺盛なウチワサボテンに接ぐと、

同じ時期に実生で育ったサボテンと比べると、何倍も速く成長して、

短毛丸系も2年目で花が咲いたりしているので、やはり、

早く成長させたい場合は、ウチワサボテンに接ぐのが良いですね。