旅人の木(オウギバショウ)がやってきた!育て方など

☆旅人の木(オウギバショウ)がやってきた!育て方

さて、本日、amazonで注文していた
「旅人の木」またの名を「扇芭蕉」という観葉植物が
届きました!

なぜ僕がこの植物をえらんだかというと、
wikipediaの画像ですが↓

これを見てひとめぼれしちゃったんですねえww

まあ、上の画像のような姿になるには、環境や
年月がかかわってくると思うので、

日本で冬越しさせながらだと実現できるかわかりませんが、

ちょっと頑張って、来年くらいにはそれなりの温室を作って、
大きく育てたいと思っています!

そもそも、この「旅人の木」はマダガスカル原産で、
マダガスカルの首都「アンタナナリボ」は、

年間の平均最高気温が24.7度
年間の平均最低気温が14.0度

ということで、熱帯の温暖な気候の中で
育っているんですね。

日本の環境、しかも僕が住む地域は多少寒い地域なので、
どこまで育ってくれるか・・・。

しかも、この植物、もし種をつけると、↓こんな種が!

出典: http://www.barbadine.com

コバルトブルーのきれいな種で、
実際に種を買ってまいた人によると、

種の周りを包んでいる皮がこの色で、それを剥いて
種をまいたけど、指が真っ青に染まったということで、

本当に自然の色なんか!?というくらいだったそうですww

☆「旅人の木」の由来とは?

この旅人の木ですが、

目 : ショウガ目 Zingiberales
科 : ゴクラクチョウカ科 Strelitziaceae
属 : タビビトノキ属 Ravenala
種 : タビビトノキ

ということで、きれいな花を咲かせる
「極楽鳥花」の科に入ってるんですが、

タビビトノキ属の唯一の存在ということで、
なにか特殊なんでしょうねw

そして、「旅人の木」という和名の由来ですが、
英語名で、「Traveler’s Palm」、直訳すると、「旅人のヤシ」

ということなんですが、ヤシ科ではないんですがねw

その「Traveler’s Palm」から、日本では「旅人の木」
と呼ばれるようになったようです。

まあ、「旅人のヤシ」と直訳すると、みんな
「ああ、ヤシの一種なんだ」と誤解しそうですしねw

また、昔は旅人たちがこの植物の葉を切ってたまった樹液で
のどを潤したからというような説もあるようです。

☆「旅人の木」の育て方

◎日当たり:

半日陰でも育つが、(春~夏は)直射日光の当たらない
明るい場所が理想的。
特に日本の冬は室内に入れるのが必須なため
春先などは直射日光に当たると葉焼けをおこし、
葉が茶色くなってしまったりする

◎温度:

耐寒性が弱い
やはり、熱帯の植物なので、最低10℃以上は必要
冬は暖かい室内に入れる
秋ころに最高気温が15℃を下回り始めたら早めに室内に

◎水やり:

土の表面が乾いたら、鉢の底から水が流れる
程度にたっぷりと与える
鉢皿に置いている場合は、皿に溜まった水はすぐに捨てないと
根腐れを起こしやすい。

また、冬の間はあまり水分を必要としないので、土の表面
が乾いてから2~3日後にあげるくらいがいいかもしれません。
ただ、暖房などで乾燥しやすいので、土の状態を見つつ
調整してあげましょう。

◎冬越し:

最低10℃が保てる環境で、できるだけ日当たりのいい
窓際などで管理する。
ただ、暖房などの風を直接あてると弱るので、
広い場所、風の当たらない場所に置くのが理想的。

◎葉の管理:

葉が広い観葉植物は、葉にホコリがたまりやすく、
葉の呼吸や、光合成を邪魔してしまう場合があるので、
こまめに、濡れふきんなどでふき取るか、
霧吹きなどで葉に水分を吹きかける「葉水」を
行って、ほこりがたまらないようにする。

◎植え替え:

旅人の木は、春から夏にかけての生育期は
成長が旺盛なので、土の中では根が張りやすく

あまり根が詰まってくると、成長が悪くなってしまう、
根が蒸れやすく、根腐れを起こしやすくなる
などの弊害がありますので、

できるだけ1~2年に一度、春先などに行うのが良い。

また、明らかに根が詰まってきているのを感じたら、
冬や真夏を避けて、植え替えたほうが良い。

◎病気

旅人の木は基本的に強い植物なので、
特有の病気などはあまりまりませんが、やはり
風通しや日当たりが悪い場所に置いていると、

葉ダニやカイガラムシがわく場合があるので、
葉ダニはホームセンターなどで売っている薬剤でふき取る、
カイガラムシは、ブラシなどでこすり取ってください。

という感じですかね。

これからの成長が楽しみです!!